運用型テレビCMサービスを運営する、ラクスルグループのノバセル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田部正樹、以下ノバセル)と、モバイル広告効果計測プラットフォームとマーケティングアナリティクスを提供するAppsFlyer Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:オーレン・カニエル、APACプレジデント:ローネン・メンス、以下AppsFlyer、https://www.appsflyer.com/jp/)は、2022年2月8日に提携を開始し、ノバセルはAppsFlyerの公式パートナーとなりました。

これにより、「ノバセル」に出稿する広告主様でモバイル広告効果計測プラットフォーム「AppsFlyer」を導入する企業は、テレビCMの効果をリアルタイムに可視化する効果分析ツール「ノバセルアナリティクス」にてテレビCM放映前後のスマートフォンアプリのダウンロード数の可視化がよりシームレスに行えるようになりました。ノバセルはスマートフォンアプリサービスを提供する事業者が高い広告投資対効果を得られるよう、さらにサポートしてまいります。

 

  • 提携の背景

テレビCMは日本で最もリーチコストが安く、多くの人に情報を届けることが可能な媒体です。しかし、テレビCMにおいて「正しく適切な効果計測・投資判断ができている」企業はCM実施企業の約4分の1であることが弊社の調査※1により明らかになっております。新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、広告投資判断が慎重になっている現在、適切な広告投資を行うことは企業にとってより重要となっています。

「ノバセル」ではテレビCMの効果を可視化するツール「ノバセルアナリティクス」を提供しております。アプリサービスを行う広告主様向けに、テレビCM放映とアプリダウンロード数の関係を可視化する独自の特許技術※2を開発し、提供しております。この技術では広告主様からのアプリダウンロード数の情報をご提供いただくことでリアルタイムでの効果測定を行っておりました。

この度、「ノバセルアナリティクス」が「AppsFlyer」と連携を行ったことにより、「AppsFlyer」を導入している「ノバセル」の広告主様は、「AppsFlyer」の管理画面で連携を有効化していただくだけで、「ノバセルアナリティクス」にアプリダウンロード数が反映され、効果測定がよりシームレスに行えるようになりました。

今回の提携により広告主様側の負担を軽減し、テレビCMの効果をクリエイティブや番組単位、放映エリアごとに可視化することが可能となります。今後、ノバセルとAppsFlyerはマーケティングアナリティクスに関する共催セミナーなども開催する予定です。両社にてスマートフォンアプリビジネスを行う様々な企業のマーケティング活動に貢献してまいります。

※1
調査対象:年間売上規模50億円以上の広告決裁者300名
調査期間:2020年2月26日~28日
調査方法:Web上のアンケートフォームで回収
調査主体:ラクスル株式会社

※2
特許番号 :特許第6953643号
発明の概要: TVCMの効果を評価するための装置、方法及びそのためのプログラム
出願日 :令和3年1月19日

 

  • AppsFlyer Japan株式会社 パートナーディベロップメント ディレクター 渡辺エリナ氏のコメント

DX化が加速、拡大し続けるオンライン広告市場の中で、日本は特徴的にテレビCMが未だ大きくリーチが獲得できるタッチポイントとしての影響力を誇っています。昨今、アプリ事業会社がテレビCMを活用して、アプリの認知向上や新規ユーザーの獲得のための投資をすることも少なくありません。一方で、テレビCMの効果検証には改善の余地が残されており、テレビCMに大きな予算を投じる広告主にとっては意思決定をする上でのデータが十分でなかった側面もありました。この度、「ノバセル」の革新的なテクノロジーと、「AppsFlyer」の正確なアトリビューション計測と分析が連携したことにより、テレビTVとアプリダウンロード数の相関関係、効果検証が行えることになりました。この連携は、多くのテレビCMを実施、検討している広告主にとって、これまでの不可視であった効果測定の課題を解決し、より正確なデータに基づいた最適化と堅実なアプリの成長をもたらすこととなるでしょう。

 

  • ノバセル株式会社 SaaS事業部長 網野雄太のコメント

テレビCMの効果データに基づき放映枠やクリエイティブを最適化する運用型テレビCMの市場は不可逆的に拡大しています。「ノバセル」でも、テレビCM運用を支える独自ソリューションを軸に、これまでアプリ事業会社も含めた多数の広告主様の事業成長を支援してまいりました。この度の「AppsFlyer」との連携により、運用の即時性の更なる向上と、運用負担の大幅軽減が可能になりました。本提携を機に、より一層多くの広告主様のテレビCM効果最大化を実現すると共に、テレビCMの民主化に向けて邁進いたします。

 

  • AppsFlyer Japan株式会社について

AppsFlyerは、アトリビューションとマーケティング分析のグローバルリーディングカンパニーです。マーケティングビジネスの成長を支援しイノベーションをもたらす包括的な広告効果計測および分析ソリューションを提供しています。AppsFlyerは、Macy’s、Minecraft、Nike、NBC Universal、Tencent、US Bank、Wayfair、StitchFix、docomo、RECRUIT、VISA、JAPAN AIRLINESなどの大手ブランドを含む何千もの顧客と連携しています。9,000社以上のパートナーからなるAppsFlyerのマーケットプレイスには、Facebook、Google、Apple Search Ads、Twitter、TikTok Ads、Pinterest、Snap、Salesforce、Adobe、Oracleなどが含まれています。AppsFlyerは先日、フォーブスの2020年クラウド100リストに2年連続で選出されました。既存の投資家には、General Atlantic、Goldman Sachs Growth Equity、DTCP(Deutsche Telekom Capital Partners)、Qumra Capital、Pitango Venture Capital、Magma Venture Partners、Eight Roads Venturesが含まれます。AppsFlyerについては http://www.appsflyer.com/jp をご覧ください。

 

  • 運用型テレビCM「ノバセル」について

「ノバセル」は、独自の広告手法とクラウド型テレビCM効果測定ツールの活用により「運用型テレビCM」を提供しています。企画・制作・放映・分析まで一気通貫して行い、効果分析ツール「ノバセルアナリティクス」を活用することで、従来、難しいとされていたテレビCMの広告効果測定可能にし、広告投資の最適化を通して、企業の成長を実現しています。デジタルマーケティング領域、クリエイティブ領域、ファイナンス領域におけるパートナー提携などを通じて、企業の事業成長を最大限に伸ばすサポートを今後も行ってまいります。

・会社概要:
社名:ノバセル株式会社
所在地:東京都品川区上大崎二丁目 24 番9号
代表取締役社長: 田部 正樹
事業内容:テレビ CM 広告のプラットフォーム 「ノバセル」の運営
設立年月日:2022年2月1日
株主および持ち株比率:ラクスル株式会社100%
サイト: https://novasell.com/

 

▼クラウド型テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」について
1)リアルタイムに効果を可視化
CM放映後、「ノバセルアナリティクス」のダッシュボード上でリアルタイムで放映効果を確認することが可能です。効果指標においても、サイト訪問数・顧客獲得数・CPAなどの指標で把握することができ、より正しい投資判断を行うことが可能です。

2)番組・クリエイティブ・放映エリアごとの効果測定が可能
番組・クリエイティブ・放映エリアごとの効果を細かく測定することが可能です。
そのため、最適なクリエイティブ×番組×エリアの組み合わせが分かり、効果の高いものに集中して投資するなど、広告投資効率をより高めることができます。
・利用に関するお問い合わせ:https://novasell.com/documents/document-analytics

 

ノバセル

マーケティングプラットフォーム「ノバセル」
テレビCMをはじめとする広告動画の企画・制作・放映・分析を一気通貫して提供。広告効果を可視化することで改善のサイクルを向上させ、企業の事業成長を支援します。