M&A概要
M&A強化の背景
当社はこれまで、利益/CFを伴って事業拡大していく“Quality Growth” というポリシーのもと、ラクスル、ハコベル、ノバセル、ジョーシス、と様々なBtoBサービスを生み出してまいりました。
当社においては既存事業の成長により財務基盤がさらに強固なものになっており、今後は内製による事業立ち上げだけでなく、積極的にM&Aを活用し、さらなる顧客価値の拡大を追求してまいります。
中長期の事業指針
当社はこれまで、ラクスルをはじめとする様々なサービスによってBtoB取引をアップデートしてまいりました。
中長期的には、印刷や広告の周辺領域にとどまらず、さらに多くの業界をアップデートしてまいります。その過程では、顧客基盤や決済基盤の統合など、テクノロジー面での投資を充実させ、お客様によりスムーズで利便性の高い購買体験を提供していきたいと考えております。「ラクスルグループのサービスを利用するとあらゆる調達業務や販促業務が効率的になる」、そんな顧客体験の実現を目指しております。
各業界向けソリューション(図上部)
例)・既存領域(印刷、広告など)におけるサービスラインナップの強化・拡大
・新規領域の開拓
BtoB受発注プラットフォーム(図下部)
例)・決済基盤統合による決済コスト低減
・顧客基盤共有によるグループ全体のクロスセル強化
M&Aの実施方針
下記のいずれかに合致するようなM&Aを検討しております。
①「各業界向けソリューション」の拡充
印刷や広告などの既存領域およびその周辺領域におけるサービス強化・拡大、また新規領域の開拓
②「BtoB受発注プラットフォーム」の構築
グループシナジー最大化のための基盤構築(決済、受発注管理など)
当社の顧客基盤などのアセットを活用して、より事業のレバレッジがかかるような企業様とご一緒できればと思っております。その中で、お客様への価値提供における特定の強みをお持ちの企業様がいらっしゃれば
なおマッチする可能性が高いと思っております。
例)セグメントトップの企業様
なお、オポチュニティーベースで検討・実施するのではなく、連続的かつ戦略的に年間数件以上実施していきたいと考えております。
グループインのメリット
ラクスルグループ各社が持つ多様なBtoBサービスやノウハウを活用し、コストの最適化あるいは既存のお客様へのより深い価値提供などさらなる事業成長を目指すことができます。
また採用やマーケティングなど、事業拡大に向け必要な機能拡充を実現することもできます。
必要な場合には、ラクスルグループから経営人材をアサインすることも可能です。
グループイン事例
過去のM&A一覧
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2020年10月 株式会社ペライチ
2014年設立。
ホームページ作成 SaaS「ペライチ」を運営。
新規領域として出資。 -
2021年9月 ネットスクウェア株式会社
2000年設立。
デジタル印刷サービスを展開。
2023年8月に同社からラクスル向け事業を分社化した株式会社ラクスルファクトリーを完全子会社化。 -
2022年2月 株式会社ダンボールワン
1978年設立。
ダンボール・梱包材の受発注プラットフォーム 「ダンボールワン」を運営。
ラクスル事業の一部門としてグループイン。
※2023年8月に吸収合併 -
2023年10月 株式会社AmidAホールディングス
2000年設立。
印鑑・スタンプのECサイト「ハンコヤドットコム」を運営。
ラクスル事業の一部門としてグループイン。
※2024年7月、株式会社ハンコヤドットコムに商号変更 -
2024年3月 株式会社Wild Side
2017年設立。
メディアバイイング事業、ブランディング事業を展開。
ノバセル株式会社の機能拡充の一環でグループイン。 -
2024年6月 株式会社Antoo
2021年設立。
映像制作事業を展開。
ノバセル株式会社傘下における、サービス拡充・事業間シナジー創出の一環でグループイン。
※2024年8月、ノバセル株式会社に吸収合併 -
2024年6月 株式会社エーリンクサービス
2009年設立。
トートバッグ・エコバッグのオリジナルプリントに特化した EC サイト「トートバック工房」を運営。
ラクスル事業の一部門としてグループイン。
グループイン事例インタビュー
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