Our Vision
“仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる”

お客様、パートナー企業の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
ラクスルは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、印刷や物流、広告といった伝統的な産業の構造変革を推進してまいりました。私たちの事業は、印刷会社や運送会社などが持つ設備・稼働能力と、それを必要とするユーザーをテクノロジーでつなぎ、効率的に利用できるシェアリングモデルから始まっています。
これまで多くの中小企業をはじめとするお客様、そしてパートナー、サプライヤーの皆様に支えられ、成長を続けてこられたことに、深く感謝しております。
私が代表に就任して以来、事業のあり方を二つの側面から進化させてきました。
一つは、サービスの多層化です。創業からの中核である「印刷・販促物をEコマースで売る」事業は、今後も大きく成長していきます。しかし、法人顧客の約89%を占める中小企業の経営課題は、印刷・販促物の調達にとどまりません。コストを最適化する、売上をつくる、資金を確保する。こうした経営に不可欠な課題を、調達・マーケティング・金融の各領域から支援します。私たちは、400万人超の顧客基盤に紐づく共通ID「RAKSUL ID」を軸に、中小企業の経営に必要なサービスを提供するプラットフォームを構築しています。これらのサービスを通じて、将来的には「経営インフラ」へと進化していくことを目指しています。
もう一つは、成長手段の多様化です。オーガニック(内製)で事業を創り出せることが私たちの強みであり、誇りでもあります。一方で、事業拡大を加速していくタイミングで、バランスシートを使ったさらなる成長を考える必要がありました。そのために、オーガニックな単体成長にとどまらず、M&Aも含めた多層的な成長へと舵を切りました。私たちのM&Aは単なる事業の足し算ではありません。既存のプラットフォームとM&Aによって新たに加わるサービスや製造能力を組み合わせる「掛け算」で、さらなる価値提供と事業拡大をしていきたいと考えています。
今後も、テクノロジーの力で「経営の仕組み」を届け、日本企業の約99.7%を占める中小企業をエンパワーメントしてまいります。
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンは、これからも私たちの企業価値創出の原動力です。この挑戦を、チーム一丸となって推進していく所存です。皆様におかれましても、引き続きのご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
ラクスル株式会社
代表取締役社長 グループCEO 永見 世央