ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝)が運営する広告のプラットフォーム「ノバセル」は、デジタルマーケティング領域へのサービス拡張を行います。従来提供している、ノバセルの運用型テレビCMと相性の良いデジタル施策かけ合わせることで、より専門性が高く、効果を追求したマーケティングサポートが可能になります。ノバセルは今後も、企業の課題に応じてデジタルからマス広告まで統合プランニングにより、企業の総合的なマーケティング活動の支援を行い、成長をサポートしていきます。
- リリースの背景
日本の総広告費の半数以上を占めているのがテレビCMとデジタル広告であり、この2つを効率的に使い分けることが今後の企業のマーケティング活動のカギを握っていくことは明らかです。ノバセルでは、2018年から企業のマーケティング課題をテレビCMによってサポートしてきました。多くの企業のサポートをしていく中で、新たに浮き彫りになってきた課題は“広告効果の最大化”です。マーケティング活動においては、消費者の生活様式の変化に伴い、複数のメディアでの広告投資が必要とされいますが、「社内に知見がない」「各メディアごとの施策を行なっており、全体の最適化ができていない」といった理由から、最適な広告投資ができていない企業が多く存在します。また、テレビCMに挑戦する企業に関しては「始めるタイミングがわからない」「まずは最小限の投資でデジタル広告で検証してから始めたい」といった声も多くありました。
当社では2014年から5年間で約50億円のマーケティング施策を自社で行なってきました。テレビCMとデジタル広告を複合的に行うことで、売上高を約24倍に導いた実績があります。このノウハウを元に、顧客の課題や事業成長に合わせて、WEBでのトライアルマーケティングをはじめ、デジタル広告とテレビCM複合的な施策、テレビCMから派生したデジタル広告の運用案件など、統合的にサポートすることで、企業の広告効果の最大化を目指していきます。また、デジタルマーケティング領域への強化に伴い、専門エージェンシーとの提携を開始し、よりデジタル領域への支援強化を努めてまいります。
- 提供サービス内容の概要
顧客の課題や事業のフェーズに応じて、WEBでのデジタルマーケティングをはじめ、デジタル広告の運用およびテレビCMの放映まで総合的にサポートします。まず、定性・定量調査を元に企画を提案。テレビCMの制作前に、デジタル広告の運用を行うことで勝ち筋となる訴求軸やクリエィティブを定めます。その後、絞り込んだ訴求内容を元にテレビCMの放映やデジタル広告を更に展開してくことで、テレビCMによって高まった認知を、デジタル広告によってより効果的にコンバージョンに結びつけることが可能です。また、広告効果の分析結果を即時に可視化できる、クラウド型 テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」を活用することで、最小限の投資で効果検証を繰り返すことができ、広告投資の最適化によって企業を更なる成長へと導きます。
- デジタル広告による事前検証について
テレビCMの実施前にデジタル広告で訴求検証をすることで、最も効果的な訴求軸を見つけ出し、テレビCMの成功確率を高めることができます。まずはデジタル広告で検証したい方に、ノバセルではデジタル広告運用での訴求検証から、テレビCMへの展開までサポートします。
- テレビCMとデジタル広告の活用によるCPAの最適化について
テレビCMとデジタル広告の統合プランニングにより、CPA(顧客獲得単価)を最適化させることが可能です。実際、当社では自社のマーケティング施策として、テレビCMとデジタル広告を同時に行うことで、デジタル広告のみの時と比較して、CV (コンバージョン)数が400%増加しCPAは50%に半減させることができ、広告投資の最適化を実現できました。また、テレビCMで純粋想起を獲得することで、指名検索数は約20倍に成長。比較されずにコンバージョンされることで、デジタル広告でのクリック率やCV数が大幅に改善されました。このように自社で実施してきたノウハウがあるからこそ、顧客にとって最適なご提案が可能です。
CPAの最適化事例:「ラクスル」におけるCV数とCPAの相関
- 提携パートナー企業について
デジタル領域への強化に伴い、デジタルエージェンシー様との提携を推進していきます。既に株式会社オプト、ソウルドアウト株式会社との提携が゙開始しており、両社のテレビCMに関する提案は全てノバセルでサポートさせていただきます。今後も、テレビCMとWEB広告を統合した形でマーケティングのPDCAをマネジメントしていく仕組みづくりなど、様々な形で協業を進めさせていただきます。
株式会社オプト 上席執行役員 栗本聖也 氏
オプトはクライアントのマーケティング課題に対して、ブランド、ダイレクト、CRMの領域まで総合的なプロモーション支援をしております。ラクスル社との提携により、デジタル施策とTVCMを統合したマーケティングPDCAが実現可能となり、更なる顧客の事業課題の解決と事業の成長支援を実行してまいります。
ソウルドアウト株式会社 上席執行役員CRO 北川 共史氏
ソウルドアウトグループは、日本全国の中小・ベンチャー企業の成長をデジタルマーケティング領域で支援しています。ラクスル社との提携により、顧客の事業拡大のための有効な一手として、テレビCMとデジタル広告を統合したマーケティング施策が提供可能となり、日本全国の中小・ベンチャー企業が秘めている潜在能力をより一層引き出すことが可能になると考えております。
そのほか、ノバセルアナリティクスのアプリ連携に伴い、アプリ領域に強みを持つアドイノベーション株式会社とも提携を開始しました。ノバセルでは今後も、提携パートナー企業を募集しています。
- 「ノバセル」について
「ノバセル」は、ラクスル独自の広告手法とクラウド型 テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」の活用により“運用型のテレビCM”を提供しています。企画・制作・放映・分析まで一気通貫して行い、「ノバセルアナリティクス」を活用することで、従来、難しいとされていたテレビCMの広告効果測定可能にし、広告投資の最適化を通して、企業の成長を実現しています。デジタルマーケティング領域への事業拡張、クリエィティブ及びデジタル領域、ファイナンス領域におけるパートナー提携を通じて、企業の事業成長を最大限に伸ばすサポートを今後も行なってまいります。