運用型テレビCMサービス「ノバセル」を展開するラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝、以下:ラクスル)はこの度、テレビCMの効果をリアルタイムに可視化することで運用を可能にする、効果分析ツール「ノバセルアナリティクス」で用いられている効果測定技術において、特許を取得したことをお知らせいたします。
- 開発の背景
テレビCMは日本で最もリーチコストが安く、多くの人に情報を届けることが可能な媒体です。しかし、テレビCMにおいて「正しく適切な効果計測・投資判断ができている」企業はCM実施企業の約4分の1であることが弊社の調査※により明らかになっております。新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、広告投資判断が慎重になっている現在、適切な広告投資を行うことは企業にとってより重要となっています。
従来、テレビCMの効果測定は視聴率をはじめとする様々な指標や手段で提供されてきましたが、リアルタイムに放映効果を特定し、効果検証を繰り返すことは困難であり、短期間での効果の最大化や、適切な投資判断をすることができませんでした。今回特許取得した当社の独自技術を用いる事で、テレビCMの効果をクリエイティブや番組単位、放映エリアごとに可視化する事が可能となり、デジタルマーケティングの様に運用する「運用型テレビCM」を実現しています。
※調査対象:年間売上規模50億円以上の広告決裁者300名 /調査期間:2020年2月26日~28日
調査方法:Web上のアンケートフォームで回収 /調査主体:ラクスル
- 「ノバセルアナリティクス」の特徴
①リアルタイムに効果を可視化
CM放映後、「ノバセルアナリティクス」のダッシュボード上でリアルタイムで放映効果を確認することが可能です。効果指標においても、サイト訪問数・顧客獲得数・CPAなどの指標で把握することができ、より正しい投資判断を行うことが可能です。
②番組・クリエィティブ・放映エリアごとの効果測定が可能
番組・クリエィティブ・放映エリアごとの効果を細かく測定することが可能です。そのため、最適なクリエイティブ×番組×エリアの組み合わせが分かり、効果の高いものに集中して投資するなど、広告投資効率をより高めることができます。
テレビCMの放映は企業にとって大きな投資です。この投資を、正しく判断できる効果分析手段を提供することで、今後も企業の事業成長を支援してまいります。
- 特許の概要
・特許番号 :特願2019-240038
・発明の概要: TVCMの効果を評価するための装置、方法及びそのためのプログラム
・出願日 :2019年12月30日
- 「ノバセル」について
ラクスル株式会社が運営する「ノバセル」は、ラクスル独自の広告手法とクラウド型 テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」の活用により“運用型のテレビCM”を提供しています。企画・制作・放映・分析まで一気通貫して行い、効果分析ツール「ノバセルアナリティクス」を活用することで、従来、難しいとされていたテレビCMの広告効果測定可能にし、広告投資の最適化を通して、企業の成長を実現しています。デジタルマーケティング領域、クリエィティブ領域、ファイナンス領域におけるパートナー提携等を通じて、企業の事業成長を最大限に伸ばすサポートを今後も行なってまいります。
サービスサイト: https://novasell.com/