Our Vision

“仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる”

ラクスル株式会社 代表取締役 松本恭攝

1.“仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる”

会社設立初日、真っ先にしたことが「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というヴィジョンに掲げたことでした。設立当初から唯一変わらないもの、それが当社にとってのヴィジョンです。

小学生の時に初めてインターネットに出会って以来、インターネットは空気のように存在してきました。やがて社会人になり、これまで多くの業界を見る機会に恵まれましたが、世の中は想像以上にアナログで非効率が多い中で回っていました。

インターネットとともに育った私は、インターネットをオールドエコノミーに持ち込み、新たな商習慣を作り出すことで、世の中はもっと便利になり、生産性はもっと向上すると確信しました。その想いが、現在のヴィジョンにつながっています。

2.旧来型産業とインターネットの融合

弊社がビジネスの対象とする産業には”B2B” “大手企業による寡占” “膨大な事業者数”といった特徴があります。B2Bサービスの方が、B2Cに比べ、アナログでの管理やアナログコミニケーションのような慣習が強く残り、ゼネコン構造による無駄が生じやすい、といった非効率が多く存在します。

また、業界構造が複雑なことから業界外からの参入者が少なく、イノベーションが起きないために業界が停滞しがちです。そんな業界で我々は事業を展開し、旧来型産業×インターネットで新しい価値を、需要側・供給側双方に提示していきます。

3.デマンド改革
小ロット・オンデマンド

印刷EC事業のラクスルでは、圧倒的な小ロットを実現しました。平均顧客単価は1万円程度。旧来型の営業を主体とした印刷では掘り起こせなかった需要が、ラクスルの需要の中心になっています。このようにインターネットを印刷業界に入れることで、これまで印刷を発注したくてもできなかった中小企業の方々に、本格的な印刷物を提供できるようになりました。

物流事業のハコベルでは、圧倒的なオンデマンドを実現しました。ドライバーをスマホでネットワークし、プラットフォームを作ることで、ドライバーの”時間”にアクセスできるようになりました。急なオーダーでも、多くのドライバーに一斉に仕事情報を配信することで、時間が空いているドライバーがすぐに仕事にかけつけることことができます。発注側も、ハコベルを使えば需要に応じて必要な時に、必要な台数や時間分だけを調達すれば良いため無駄がありません。

4.サプライ改革
ゼネコン構造の打破・空き時間活用

ゼネコン構造にある業界では、仕事を受注したサービスプロバイダーが直接サービス提供できないケースも多く、孫請け・ひ孫請けに仕事が回ります。ラクスルはこの多重下請け構造を打破し、発注者が実プロバイダーに依頼できるインターネット上のプラットフォームを作ることで、付加価値のない中間マージンをなくします。

また、プラットフォームを通じ、効率的に仕事を提供することで、プロバイダーは空き時間を有効活用できます。装置産業は稼働率が収益性を決めますが、供給過多の日本における稼働率はそれほど高くありません。ドライバー不足と言われる運送業界でも、需要には時間や季節の波があり、稼働が低い時間は存在します。我々はインターネット上のプラットフォームを通じて、空いた時間に仕事を割り当て、装置産業の稼働率を上げていきます。

5.果てしなく広がるフロンティア

日本の産業もほとんどがオールドエコノミーですが、今後、多くの業界でインターネットを活用したサービスやバリューチェーンの再定義が行われ、大きな産業の地殻変動が起きることと思います。

20世紀の産業が21世紀型にアップグレードされることで、サービスの生産性が大幅に改善されるでしょう。利便性の高いサービスが提供されれば、経済が活性化します。我々もその社会変革の一部として、今後、日本、そして世界の産業のトランスフォーメーションに貢献していきます。

ラクスル株式会社
代表取締役 松本恭攝